こんにちは。つむぎ養生堂マッサージ処の弘中です。

前回の記事では、毛周期の考え方から「月1回の通院+自宅セルフケア」という基本の組み合わせについてお話ししました。今回は、その自宅セルフケアの中身である「ダーマローラー」と「炭酸ケア」について、なぜこの2つをセットで使っていただいているのかを詳しくお伝えします。

① 「血行促進」だけでは説明できない理由

炭酸ケアもダーマローラーも、頭皮の血行を促すという言葉で語られることがあります。ですが、この2つは実はまったく違う経路で頭皮に働きかけています。

🌿 働き方の違い

💧
炭酸ケア
外側から働きかけ、血管を拡張させて血行を後押しします。
🖊️
ダーマローラー
あえて微小な刺激を与えることで、頭皮自身の「つくり直す力」を引き出します。傷を修復しようとする過程で、成長因子が放出されると言われています。

つまり炭酸ケアは「今ある血流を後押しする」、ダーマローラーは「頭皮自身に新しく作らせる」という、役割がまったく別のものです。どちらか一方で完結するのではなく、組み合わせることに意味があります。

② 自宅でできるマイクロニードリングという選択肢

ダーマローラーは、髪の毛ほどの細さの針を使って頭皮に小さな刺激を与える、マイクロニードリングという方法のセルフケア用ローラーです。もともとは美容クリニックなどで行われてきたケアですが、家庭用として使いやすく作られたものが登場したことで、自宅でも取り入れられるようになりました。

マイクロニードリングの針先の様子

画像提供:ダーマローラージャパン

正しい使い方を守っていただくことが前提ですが、あとに使う炭酸ケアの浸透を助ける土台づくりの役割も担っています。頻度の目安はメーカー推奨で週2〜3回です。

📋 当院でご案内しているダーマローラー

・ 正規品の「ダーマローラー®」(Dermaroller社製)を使用
・ 使用頻度は週2〜3回が目安
・ 使用後は炭酸ケアでの保湿が必須

③ 炭酸ケアが担っている役割

ダーマローラーで小さな刺激を与えた頭皮は、いつもよりデリケートな状態になっています。このタイミングでしっかり保湿することが欠かせません。炭酸には頭皮の毛細血管に働きかけ、血行を促す働きがあるとされています。

血行が良い状態を保つことは、頭皮も体の他の部分と同じように、栄養と酸素を受け取って働く土台になると考えられています。ダーマローラーによる刺激と、炭酸ケアによる血行促進を組み合わせることで、この土台づくりをサポートするというのが当院の考え方です。

※効果の感じ方には個人差があります。断定的な効果を保証するものではなく、あくまでセルフケアとしての考え方としてお伝えしています。

④ 使う順番と頻度の目安

自宅でのケアは、次のような順番で行っていただいています。

💡 基本のルーティン

炭酸シャンプー(毎日)→ 髪を乾かす → ダーマローラー(週2〜3回)→ 炭酸ケアで保湿(毎日)

ダーマローラーを使わない日も、炭酸シャンプーと炭酸ケアは毎日の習慣として続けていただく形です。院での月1回の施術と組み合わせることで、無理なく続けやすいペースになります。

頭皮・スカルプ鍼灸にお通いいただく方には、自宅ケアセットのご案内もしています。詳しくはご来院時にご相談ください。

「まず相談だけしたい」という方も、LINEからお気軽にご連絡ください。